フェンシング男子日本代表のウクライナ人コーチ、オレクサンドル・ゴルバチュク氏(46)が、3月にアルゼンチンで行われたワールドカップ(W杯)で選手に平手打ちの暴力をふるったとして、日本フェンシング協会が1か月の謹慎処分と6か月の対外試合帯同禁止処分を下していたことが、3日分かった。
処分は3月31日付。協会によると、コーチは3月22日、W杯男子個人戦に敗れた選手に試合後、競技会場で馬乗りになり殴打した。選手は軽傷だったが、別のコーチなどから報告を受けた協会が翌23日からチームの試合に同行させなかった。コーチは暴力をふるったことを認め反省しているという。日本はこの大会の団体戦で初優勝を飾った。